愚痴を言うことは悪いこと?〜中には楽しめる愚痴も存在する〜

近年では、「愚痴=悪」みたいな紹介され方も多いです。
確かに、自分と関係のない愚痴を延々を聞かされ、うんざりすることもありますし、嫌な気分になることもあります。

しかし、自分の嫌な体験、ネガティブな気持ちを、心の中に溜め込んでおくことはストレスになることも事実
さて、愚痴を言うことは良い?悪い?

愚痴を言うことは悪いこと?

私の個人的な意見としては、それ自体は悪いことではない、と思います。
誰しも人間悩みは生じますし、弱い気持ちだって持っており、それを全否定すること=人間的な部分の否定なのでは?と思うためです。

しかし、愚痴話を聞くことは、基本的に面白くないことは事実ですよね?
そのため、基本的には避けたほうがいいものであることは間違いないでしょう。

実は楽しい愚痴も存在する

なお、一言で愚痴といっても、楽しい愚痴も存在する、と私は思います。
しかし、全体の割合で言えば、圧倒的に少数。
そのため、「愚痴=悪」というイメージが定着してしまっているのだと思います。

・楽しくない愚痴の例

世間であふれる基本的な愚痴は、下記のようなもの。
・ネガティブな愚痴
・一方的な愚痴
上記のような愚痴は、確かに良いものではありません。
具体的には、こんなもの。
「あ〜今日も仕事が大変で、本当に疲れたよ。」
「毎日仕事は疲れるよね。」
「〜〜みたいな事があって、本当に面倒だよな。」
「それは大変だね。」

話を聞かされた側は、相槌を打つくらいしかできない上に、ネガティブな気持ちにもなります
更に、言っている本人も、逆に嫌な気持ちになることも。

しかし、世の中には、下記のようなものもあります。

・良い愚痴の例

聞いていて楽しい愚痴
一緒に盛り上がれる愚痴など。

例えば、こんな会話。
「今日の会議、無駄な話で2時間もかかってさ。」
「あるある!サラリーマンの宿命だよね。」
「しかも役員の一言で2時間分全否定!」
「それはひどいね!」

「相手の反応次第」という面はありますが、こんな会話で盛り上がるのも、結構面白いですよね?
このように、話が盛り上がるような愚痴も存在します。

このような愚痴には、下記のようなメリットもあります。

《メリット》
①楽しく盛り上がることができる
②ネガティブな気持ちを外に吐き出すことができる

人と会話することは、気持ちを上向かせる効果がありますが、上記のような会話ができると、自分の嫌だった気持ちも、心の中から吐き出すことができます。
更に、会話が双方向に行われるため、どちらもストレス発散できるでしょう。

私もたまに仲の良い友人とこんな話もしますが、そんな会話の後は、ポジティブな気持ちになることもあります

しかし、それにもデメリットも存在します。

《デメリット》
①話がネガティブな方向に進みやすい
②ストレスが増幅することも
③「嫌だったこと」を考える癖がつく

内容が内容ですので、やはり話はネガティブな方向に進みやすいです。
また、楽しく話すつもりが、だんだん嫌なことを思い出してイライラしてきたり、余計にストレスが増幅することもあります

また、このような話をする習慣が付くと他人に話すためのネガティブな話題で自分の頭の中もいっぱいになってしまいます。
このように、やはりネガティブな側面も大きいことは事実です。

そのため、楽しい話や気分転換で嫌な気持ちを消化できるときは、なるべくそちらの方法を選んだほうが良いでしょう。

嫌なことを忘れたいときは、あえてそのことを紙に書くことで、積極的に忘れる、という方法もあるそうです。

楽しい愚痴で盛り上がるには?

それでは、上記のような、「良い愚痴」を言い合うためには、どうすればよいのでしょうか
コツは以下3点。
①聞き手の選定が一番重要
②ライトな気持ちで話そう
③相手の愚痴もよく聞こう

①聞き手の選定が一番重要

このような話題で楽しむためには、聞き手の選定が非常に重要となってきます。
具体的には、聞き手に下記の条件が揃っていることが前提です。

・自分と近い境遇の聞き手であること
・このような話題を嫌う聞き手でないこと
・積極的に話題を出す聞き手であること

楽しい愚痴の前提は双方ともに楽しくなれること。
そのため、境遇が近くなければ話が一方的になりやすいですし、そもそもこのような話題を嫌う人もよくいます。
また、相手が聞き上手で、うまい相づちを打ってくれたとしても、相手も自分の嫌だったことなどを話さない場合には、一方的な会話となってしまっている可能性が高いです。

一緒に楽しくなれる相手と話しましょう。

②ライトな気持ちで話そう

ライトな気持ちで話さなければ、途中で気持ちがヒートアップしてきます
そうなると嫌なことが思い出されてストレスが余計増幅してしまいます。

③相手の愚痴もよく聞こう

相手が自分の話を切り出したときは、必ず拾ってあげましょう。
それで初めてWin-Winの関係となります。

その際、当然否定はNG。
自分の話を聞いてもらう際も同じですが、「それは君が悪いんじゃないの?」なんて言われれば話す気もなくなりますよね。
お互い楽しくストレスを発散しましょう。

・愚痴の注意点

なお、楽しく話そうという目的であっても、愚痴には危険な面もあります
自分にとって単に辛かった経験などを表現しているだけであっても、誰かに対する悪口などと解釈されてしまう可能性があるということです。
例えば、単に「仕事が多くて辛い」という話をした場合でも、その仕事を任せている上司などにとっては自分に対する不満に聞こえてしまう可能性がある、ということです。

そのため、同じコミュニティ内での愚痴は控えましょう
職場の同僚などが一番境遇も近いかもしれませんが、勘違いによって人間関係に影響を与えてしまう危険性もあるためです。

まとめ

この記事を簡単にまとめさせて頂きます。
①基本的に愚痴は喜ばれる話題ではないため、抑えるほうが無難。
②しかし中には楽しい愚痴もある。
③たまには、楽しい愚痴で嫌な気持ちも外にだすのも良いのでは?
④本気で悩んでいるときは「楽しく話す」などと言っていられないので、信頼できる人などに相談しよう

人間誰しも楽しいこともあれば、嫌なこともたくさんあります。
その気持ちを外に出したい、というときは、相手も楽しく聞けるように工夫しながら自分の気持ちを表現できたら良いですね。