「この勉強に意味はある?」そんな悩みとはどう向き合う?~難関試験合格のためには悩みや迷いは排除すべし~

「この選択肢は合っていたのだろうか?」
「この試験勉強の意味ってなんだろうか?」

難関試験を受験していると、必ずそういった悩みを抱く場面が出てくるでしょう。
人生には悩みがつきもの。
だからこそ、人生の深みも増すのかもしれません。

しかし、税理士試験などの難関試験の合格を目指す、という単純な観点から言うと、あれこれ余計なことを考えることはマイナスです。
考え過ぎず、とにかく突き進むことが合格の秘訣。

それではその悩みはどう解消すべき?

1⃣その悩みは有意義な悩み?

税理士試験などを目指す、ということも、人生への悩みから始まった、というも方もいるでしょう。
「自分の人生ずっとこのままで良い?」そんな悩みから勉強が始まった、というパターンです。
今の自分の会社で働くことだけを考え、何の悩みを抱いていない、というのも良いことのように思いますが、何か疑問を抱くことによって成長する、ということは多々あります。

しかし、「試験に合格する」といったことを実行する際は、あれこれ迷いがある状態はNG。
何かに悩んでいたりすれば、それだけ勉強の集中力も落ちます。

自分の人生についてよく考え、その結果が「難関資格を取ること」(例えば税理士を目指すこと)であるというのであれば、あとは悩む必要はありません。
試験勉強中はとにかく試験の合格だけを考え、余計な迷いは排除しましょう!

私の目指した税理士試験では、税法をそのまま暗記するという必要がありましたが、その際いろいろなことが頭に浮かんできてしまいます。
「こんなことをやって意味ある?」「本当にこのままこんな暗記を続けてて大丈夫?」といった具合です。
心に割り切りが付き、迷いや悩みがなくなったあとは、集中力アップと暗記作業のストレスが軽減される結果に。
まだ心に迷いが生じている方は、下記を参考に心から迷いを排除しましょう。

2⃣悩みをなくすためには?

それでは、悩みや心の迷いを排除するにはどうすれば良いのでしょうか?
具体的に必要となることは下記の3つ。

①悩める悩みは先に悩んでおく
②将来の計画とルールを決める
③あとは一途に勉強する

①悩める悩みは先に悩んでおく

いちいち勉強中に、何度も同じような悩みが頭に浮かんできては、勉強の妨げとなるだけです。
そのため、心に迷いや違和感を感じることがあるのであれば、自分なりの結論を出してしまいましょう。

無意味と思えるような悩みであっても、結論が出ていないと何度も頭によぎります。
髪やスマホのメモなどに書き出し、気持ちを消化しておくとよいでしょう。
下記3⃣の項目では、私が勉強しながら抱いた疑問などについて、私なりに出した結論を書いておきますので、参考にしていただければと思います。

②将来の計画とルールを決める

余計な迷いを消すためには、将来の計画を立てておくことが必須です。
その計画も、なるべく詳細に「ルール」を決めておくことが必要です。

まず前提として、「○年までに試験を合格する」、という目標を設定する必要があります。
その上で、「○年に会計科目が不合格であれば撤退する」という風にルールを定めるのです。
「○歳で合格科目なしの状態だと、この業界で続けるのは厳しいから、一般企業に転職したほうが良い」といったことを判断し、その上で上記のようなルールを定めましょう。

このような計画とルールが定まっていれば、将来の悩みは半減します。
人生の重要な判断も、一定のルールに従って決定するのみとなるためです。

計画でのリスクヘッジ

この計画は、「試験で合格できなかった場合でも問題ない状態」を前提として立てましょう。
目標は必ず達成されるとは限らないので、リスクヘッジは不可欠です。
無駄な悩みをなくすことにも繋がります。

しかし、勉強などに対し、一途でなくなれば、今度は別の悩みも発生します。
あくまでも成功することを前提として計画を立てましょう。

③あとは一途に勉強する

上記を済ませたら、あとは一途に勉強しましょう。
何かに夢中になっているときは、悩みは感じません。
本気で試験合格をすることに集中できれば、もう何かに悩んだり、余計な迷いに心を揺さぶられる余裕もないでしょう。

2⃣こんな迷いが生じたときは?

私も長い期間、勉強をしながら、下記のような迷いが生じたこともありました。
はじめは勉強をすればするほど、悩みは増すばかりでした。
今考えると、そういった迷いは、単純にストレスの素。
勉強に対して割り切りが出来ていなかったのです。

下記のような問は、誰もが抱くような迷いでしょう。
皆さんも、こんな迷いが生じたときは、私なりの結論を参考に、自分なりの答えを出しておくことをオススメします。

この勉強に意味があるのだろうか?という問

私も、勉強を始めた当初は、よくこの問について考えていました。
税理士試験について言えば、税法を丸暗記するような、「こんな作業、実務に役立つ?」と思うような勉強が非常に多いです。

その問への最終的な結論は、「勉強に意味があるかどうかなんて無関係、勉強は試験に合格することだけを考えて行えば良い」ということ。

確かに、「勉強は実務に役立つ」「暗記作業によってストレスに強くなる」といった効果もあるでしょう。
しかし、そういった効果はあくまでも付随的なもの。
「試験合格を目指していたら、おまけとして色々な効果があった」という程度のものです。

試験勉強をするからには、試験に受からなければ意味がありません。
そのため、私は勉強に意味を求める行為は、まずやめる、という風に割り切りをつけることとしました。

人によっては「実務に役立たなければ勉強なんて無意味だから、実務を重視して勉強する」という考え方だって有りではあると思います。
いずれにせよ自分でよく考え、自分なりの結論をもっておくことが重要です。

もっと楽に、楽しく生きたほうが良いのでは?という問

勉強ばかりしていると、自分の時間は奪われ、「もっと楽に生きたい!」と思うことも多いでしょう。
勉強生活は自発的なものなので、「なんでわざわざこんな苦行を行っているんだ?」というふうに思うのも当然。

しかし、勉強の合間にする遊びは極上のものですよね?
「仕事もして勉強もして、自分の時間なんて何もない!」という状況であるからこそ、色々なことが楽しめるのです。

没頭できる趣味があれば、趣味を追求する生活は楽しいでしょう。
しかし、そうでもなければ、何のハリもない状態でただ遊ぶこととなり、私にはそこまで楽しいものと思いません。
また、試験合格など、勉強の成果が出たときの達成感は、他に代えられるものではありません。
辛い勉強生活も、達成感を得るための娯楽のようなものと考えて、「こんなに楽しい生活はない」というふうに捉えましょう。

実際に勉強生活中で、たまに友人と遊んだり、強制的な会社の飲み会などについても、非常に楽しく感じました。
全然なんでもないことでも、「勉強以外の何かをすること」でそんなに楽しみを感じる、ということは、ある意味非常に楽しい人生かもしれません。

〇〇(税理士など)を目指すという選択肢は間違いでは?という問

何かの資格、例えば税理士を目指しながら勉強生活を送っていると、「本当に税理士を目指すという選択は合っているのだろうか?」という疑問が浮かぶことがあります。
「税理士となること」が目標であり、それをモチベーションとして勉強しているので、その疑問が起こることは当然。

勉強生活も長くなれば、資格に関する情報も色々と入ってきます。
「税理士は社長と直接やり取りをする」「税理士の仕事は責任も大きい」「税理士の仕事は激務」
そういった情報には、良いものも悪いものもあります。

現実問題、自分に税理士の仕事が合っているかどうか、ということについては、税理士の仕事についてよく研究し、先によく考えておかなければならないでしょう。
そうでなければ、上記のような情報を聞いた際、いちいち迷いが生じてモチベーションが変動していては、安定的に勉強もできません。

そのため、資格取得後の仕事が自分に合っているかどうかを考えておくことは必須です。

割と、「試験のレベルが自分に合っているか」、といったような点に目を向けて資格を目指し始めてしまうパターンも多いかと思います。
それはそれで必要な視点ですが、資格取得後のギャップを受ける可能性が大きくなることは間違いありません。

夢は叶わないのでは?という問

独立したい、高収入を目指したい、といった理由で難関資格を目指している方も多いハズ。
自発的に努力して資格合格を目指すのですから、当然といえば当然でしょう。

そんな中、「税理士資格をとっても独立も出来ないし高収入も狙えないのでは?」といった疑念も浮かぶ場面も出てくるでしょう。
ネガティブな情報は、世に往々にして流れていますし、割と資格を目指しているという話をすると、「〇〇なんて取ったって今の時代意味はない」というふうに否定的な反応を示す人も多いです。

そういった情報に流される必要はありません。
片足を突っ込んでしまったら、もうポジティブな情報だけに目を向けましょう。
モチベーションが下がるだけです。

私も税理士について、今の時代は独立出来ない、といった情報や、そこまで高収入も目指せない、といった情報もよく聞きました。
しかし、現実には、どちらもまだまだ目指せるような環境であることが判明しました。

目指すべき方向性があるのであれば、あとは実力次第です。

現実がどうであれ、「目指す」と決めて前に進んでいるのであれば、そのときにネガティブな情報に目を向ける必要は一切ありません。
ただモチベーションを下げる要素となるのみです。
その点に目を向けるのは、試験勉強を始める前か、試験勉強をやめることを本気で検討するときだけにしましょう。

自分に合格は可能なのだろうか?という問

模試などを受けて、「こんなに苦労したのにこれしか点が取れないのか…」といった状況になると、絶望的な気持ちになります。
そのとき、「もういくら頑張っても、自分には無理では?」と思うときもあるでしょう。

しかし、模試の点なども、そのときうまくいったかどうかや、出題範囲によっても、大きく変化します。
そのため、「合格は無理かもしれない」という風に考える必要はありません。

専念期間や、勉強期間の長期化を避けたいのであれば、一定の結果がでなければ諦める、という風に先に決めておきましょう。
あとは、「結果を出すために全力で頑張る」のみです。

私も模試の順位が下位であったときは、非常に気分は落ち込みましたし、「もう無理かもしれない」と思うこともありました。
しかし、出題範囲などによっては、逆に上位数%まで順位が上がることもあります。
模試の評価では一喜一憂しがちですが、良くないときも冷静に何が敗因かを分析しましょう。

自分の今の職場で合格を目指すことは正解か?という問

働きながら勉強をしているのであれば、職場環境について考えることだってあるでしょう。
職場はいくらでもあります。
そのため、良い環境の職場も、悪い環境の職場もさまざまであることは間違いありません。
「今働いている職場は合格を目指しやすい?」「実務経験は積める?」「職歴としてはどうなのだろうか」
といったふうに、様々な疑問が浮かびます。

確かにその選択が最善かどうかは分かりません。
もっと良い職場が近くにある可能性だってあります。

しかし、職場環境を変えることは、そう何回もできることではなく、改善できるかどうかの判断も難しいところがあり、リスクも大きいです。

職場環境が改善できる見込みが高いのであれば転職も考慮して本気で考える必要はあるかと思います。
しかし、資格が取れそうな環境であれば、むやみに環境に目を向けず、その環境の中でどう合格できるかについて考えることに集中しましょう。

職場環境が変われば、当然また新しい環境に慣れる必要もありますし、新たな悩みも生じるかもしれません。

試験合格のためには、同じような環境で勉強を続けるほうが、勉強に対して集中ができるように思います。
環境の変化に対して順応することはストレスも大きいですし、疲れも生じます。

4⃣まとめ

誰もが色々な悩みを持って生きているかと思います。
悩むことは、とても人間的なことですし、悩みがあってこその人生。

しかし、試験勉強などで結果を出すためには、余計な悩みは持たず、勉強に一途になることが重要。
当然勉強には集中できますし、更には単純に生きている方が楽しいです。

試験を合格するために、余計な悩みは排除しましょう!